タイトルはとある高校野球指導者の話を集めた本で「なるほど」と思った言葉です。
その高校ではミーティングは行っているけど、そのミーティングは結局のところ指導者から話すばかりでティーチングになっていたそうです。
これって結構当てはまるチームは多いのではないかと思います。
ミーティングとは名ばかりで結局指導者が選手に対して教えているだけになってしまう。
ミーティングとは本来討論、議論の場です。
ミーティングを行うからには選手の自発的意見を促し、指導者はその議論に対してアドバイスを与えてあげるぐらいにしなければいけないのでは思います。
選手が発言するということは、選手たちが自ら考えることにも繋がります。
強いチームの多くは選手個々が自分自身で求められている役割、仕事を分かっています。
ティーチングからミーティングへ!
チームが一皮向けるには欠かせない考え方だと思いました。
2012年8月29日水曜日
2012年8月18日土曜日
勝てないチームを勝てるチームにするための段階
勝てないチームをまずコンスタントに勝たせたいと考えるのであれば、まずは守備と走塁を徹底的に鍛えるべきだと私は考えている。
守備と走塁にはスランプがなく、練習量と意識改革がそのまま結果に繋がってくる。
前提は高校野球。
まず、守備面は捕球、送球はもちろんカバーリングの意識の徹底。これを行うことで、仮にエラーが発生したとしても、その被害は最小限に抑えることができる。
勝てるチームと勝てないチームの違いによくあるのが、ミスの被害をいかに最小限に抑えられるの違いがある。
そして、捕球、送球の当たり前のプレーを当たり前にすること。
こうすることで、失点を極力抑える。
番狂わせを起こすためには、少ない失点、極力0にして相手を慌てさせるのが重要だ。
次に投手力の整備。これが厄介。
そう簡単に好投手は作れない。そのため、単純に球速を上げる、変化球のキレをよくするのは当然行うが一筋縄には行かない。
であれば、徹底的にコントロールを磨かせて投球術を教え込む。
甲子園に出てくる投手でも120km/h台でも抑える投手はいる。こういった投手はコントロールと投球術に長けている。
一球一球に意味を持たせて、どう打ち取りたいかを常に考える意識付けをさせる。
これが出来てくれば、そう簡単には捕まらない。
続いて、走塁面。走る意識の変革を行う。
スタートはもちろん、常に1つでも先を狙う姿勢。例えば、ランナー2塁でのシングルヒットは必ず本塁生還出来るようにする。
ランナー1塁の右中間より右の打球は必ず3塁進塁するなどだ。
走塁は経験が命のため、とにかく経験をつませる。打撃練習の時には合わせて走塁練習も行わせて打球に対する感性を磨く。
ここまで出来れば、選手個々の能力は高くなくてもかなり勝てるチームに変貌する。
そして、うまくいって甲子園に出たとする。恐らく、打撃力の差で勝てないだろう。
甲子園で勝てるチームにするには打撃力強化は欠かせない。
ここから、初めて守備と走塁の上に打撃を鍛えていくことで、本当の意味での強豪チームへと変貌するだろう。
2012年8月17日金曜日
感覚論の指導からの脱却
野球の指導の現場においてよくあるのが感覚論による指導。
例えば、バッティングは「トップの位置でグッと溜める」とか「イチニのサンで打て」など。
ピッチングならば「リリースの瞬間に力を一気に爆発させるイメージ」とか「ガバッと投げる」など。
こういった指導は多くの現場で行われており、私も小学生の時にプロ野球選手から「リリースの瞬間に力を一気に爆発させるイメージ」と教わった。
言おうとしていることは分かるけど、こういった指導は小学生など野球経験の浅い選手が聞いて理解できるのだろうか?
そもそも、その感覚がない選手に対して、自分の感覚を伝えたところで簡単に伝わるものではない。
仮に感覚が伝わったところで、ではその感覚を自分のものにするためにはどうすればよいのだろうか?
この感覚を自分のものにするための動きのメカニズムを分かりやすく教えることが本当の指導なのではないかと常々考えている。
偉そうに書いてはいるが、私自身も感覚論で指導してしまうことはよくある。
感覚論で指導しているということはつまり、自分は出来てるけどなぜそうなるのかは分かっていない状態ということだ。
これでは、本当の意味での指導者とは言えない。
感覚論から脱却するためには私自身もっと勉強しなければいけない。
そして、日本全国の指導の現場から少しでも感覚論を取り払っていかなければ、真の日本野球のレベルアップには繋がらないと思う。
例えば、バッティングは「トップの位置でグッと溜める」とか「イチニのサンで打て」など。
ピッチングならば「リリースの瞬間に力を一気に爆発させるイメージ」とか「ガバッと投げる」など。
こういった指導は多くの現場で行われており、私も小学生の時にプロ野球選手から「リリースの瞬間に力を一気に爆発させるイメージ」と教わった。
言おうとしていることは分かるけど、こういった指導は小学生など野球経験の浅い選手が聞いて理解できるのだろうか?
そもそも、その感覚がない選手に対して、自分の感覚を伝えたところで簡単に伝わるものではない。
仮に感覚が伝わったところで、ではその感覚を自分のものにするためにはどうすればよいのだろうか?
この感覚を自分のものにするための動きのメカニズムを分かりやすく教えることが本当の指導なのではないかと常々考えている。
偉そうに書いてはいるが、私自身も感覚論で指導してしまうことはよくある。
感覚論で指導しているということはつまり、自分は出来てるけどなぜそうなるのかは分かっていない状態ということだ。
これでは、本当の意味での指導者とは言えない。
感覚論から脱却するためには私自身もっと勉強しなければいけない。
そして、日本全国の指導の現場から少しでも感覚論を取り払っていかなければ、真の日本野球のレベルアップには繋がらないと思う。
ブログ始めました
野球 守備フォーメーション、バッティング/走塁の技術と攻撃の戦術というそれほど人も来ないマニアックなサイトを作成しているものです。
このブログではサイトに書くまでもない野球のちょっとした気付いたことを書いていく予定です。
自分の備忘録も兼ねています。
「あの時はこう考えたけど、数年後はどう考えているか?」をこのブログを継続することで実現したいと思います。
尚、Twitterも@kbaseball1といったアカウントでやっていますが、そこで書ききれなかった長文系を投稿していきます。
では、時たま書いていきます。
このブログではサイトに書くまでもない野球のちょっとした気付いたことを書いていく予定です。
自分の備忘録も兼ねています。
「あの時はこう考えたけど、数年後はどう考えているか?」をこのブログを継続することで実現したいと思います。
尚、Twitterも@kbaseball1といったアカウントでやっていますが、そこで書ききれなかった長文系を投稿していきます。
では、時たま書いていきます。
登録:
投稿 (Atom)